「『ペチペチ蹴って逃げ回る』? いや、勝ってから言えよ。この“ペチペチ”で倒す!」星拓海、8カ月ぶりの復帰戦で石川直樹をKO宣言!
「KNOCK OUT.69」で、石川直樹と対戦する星拓海。
昨年末の代々木大会でKNOCK OUTに初参戦し、乙津陸に勝利。今年2月にはNJKFのリングでWBCムエタイ日本王座の防衛に成功した。しかし、その試合でアゴを負傷。骨にヒビが入り、長期欠場を余儀なくされた。
6月から練習を再開し、7月には本格的なスパーリングにも復帰。万全の状態を整え、約8カ月ぶりにリングへ戻ってくる。その復帰戦で待ち受けるのは、首相撲を武器とする石川直樹。
カード発表会見では、石川から「ペチペチ蹴って逃げ回る」と挑発されたが、星はまったく動じていない。
「みんな同じことを言ってくる。でも攻略できていないわけですから」
現在10連勝中。その実績こそが、自身のスタイルの正しさを証明している。そして、今回のテーマは明確だ。
「この『ペチペチ』で倒すよ」
得意の蹴りに加え、パンチやヒジの精度も磨いてきた。狙うのは、判定勝利ではなくKO。そして、その先にあるKNOCK OUT-REDバンタム級のベルトだ。
「自分が一番強いと思っている。それを証明するだけ」
星拓海が、8カ月ぶりのリングで進化した姿を見せる。
アゴの負傷から8カ月ぶりの復帰「万全の状態に戻してきた」
──KNOCK OUTには昨年末の代々木大会に初参戦して、乙津陸選手に勝利。その後、2月にNJKFのリングで勝利して、それ以来の試合ですよね。負傷欠場だったということで。
星 はい。2月の試合がWBCムエタイ日本王座の防衛戦だったんですけど、その試合でアゴを骨折して。手術とかはしなかったので、アゴを骨折した人の中では早かったのかなという感じではあります。
──ですよね。乙津陸選手もアゴを骨折した時は復帰まで1年2カ月ぐらいかかっていました。
星 骨折というか、正確にはヒビだったんですよ。だから骨がくっつくのを待つみたいな感じだったんですけど、場所が場所だったので、だいぶ不便でしたね。ご飯も食べられなくて。
──練習を再開できたのはいつ頃だったんですか?
星 6月ぐらいですかね。そこからだんだん上げていって、スパーリングも再開できて、100%でやれるようになったのは7月ぐらいでした。
そこから万全の状態に持っていくために、このタイミングになった感じです。
REDバンタム級の勢力図が変化「強さを見せれば問題ない」
──この間に、昨年対戦した乙津選手が階級を上げてベルトを返上したり、心直選手が復帰したり山川敏弘選手が連勝したりと、REDバンタム級の状況も変わってきていますが、そこはどう見ていますか?
星 確かに変わりはしましたけど、自分がここでまた強いところを見せれば、問題ないのかなと思っています。目指すところは同じなので。
石川直樹の首相撲にも「組んでも負けない」
──そこで今回対戦するのは石川直樹選手になりました。カード発表会見では「ペチペチ蹴って逃げ回る」と言われていたりもしましたが、まず石川選手についてはどんな印象ですか?
星 周りからも一番言われるのは、首相撲ですよね。実際、首相撲で勝ってきている選手なので強いとは思うんですけど、そこでも自分は負けないかなと思っています。
──しつこく組んでくるタイプですが、やりづらさは感じますか?
星 どうなんだろう……それは向かい合ってみないと分からないとは思うんですけど、試合映像を見ていても、僕的には自分の動きをして勝てるなとは思っています。
──対策としては、組まれないようにしたいという感じなんですか?
星 組まれないで倒すというのもありますけど、別に組んでも負けないなというのはありますね。今回、自分としてのテーマは「倒す」ということなので、しっかり倒したいなと思っています。
「パンチでも倒せるように、技の精度を磨いてきた」
──では試合に向けての練習も、倒すことに一番重点を置いている?
星 そうですね。僕は蹴りの方が得意なんですけど、パンチでも倒せるように、技の精度とかを意識して、けっこう磨いてきています。
「ペチペチ蹴って逃げ回る」発言に反撃「勝ってから言えよ」
──そして、例の「ペチペチ」発言なんですが、改めてそこはどう思っていますか?
星 正直、少しナメてるなとは思いました。まあ、「ペチペチ」というか……そう言うしかないのかなって、自分的には思ってます。今までいろんな選手とやったけど、みんな同じこと言ってくるので。
「いや、勝ってから言えよ」っていう気持ちはありますね。
──まあ「ペチペチ」って言いやすいところもありますしね。
星 僕に何かを言う時に、「ペチペチ」とか「逃げ回る」とか、みんな同じこと言うなっていうのはあります。
でもそこを、攻略はできてないわけですから。
10連勝中の自信「この『ペチペチ』で倒すよ」
──現在10連勝というのは、そういうことですよね。その上、今回は倒すことを意識していると。
星 はい。この「ペチペチ」で倒すよって。
基本的に自分のスタイルを崩すつもりはないので、その中で、その技を磨いて倒すという練習をしてます。やっぱりあのスタイルのまま倒せるのが、自分的には一番強いのかなと思ってるので。
──最後はこう倒したいというのはあるんですか?
星 蹴りでもパンチでも、どっちでも倒せればいいです。「倒す」ことが目標なので、別に何でも倒せたらよくて、何でというのはあんまり考えてないですね。まあ、蹴りは得意なので蹴りで倒せるイメージもあるし、パンチで頑張りたいなという気持ちもあります。あとヒジも練習してるので、出せればいいなと思ってます。
REDバンタム級王座へ「自分が一番強いと証明するだけ」
──ここを越えたら、もちろんあとはタイトルに向けて進みたいということですよね。
星 はい。
でも自分的には、自分が一番強いと思ってるので、それを今回の試合で証明するだけかなと思ってます。
ちゃんと倒せば認めてもらえると思うので、あとはタイトルが懸かる試合を待つだけですね。
兄・星憂雅とのスパーリングで復帰戦に自信
──先ほども出た通り、今回は負傷もあって試合期間が8カ月空きました。そこも問題はなさそうですか?
星 スパーリングもいっぱいやってきたので、問題ないと思います。基本はジムでお兄ちゃん(星憂雅)とスパーリングしていて、他の選手ともやったりしてるので、自信もついてます。
──八角形リング「KNOCKTAGON」とオープンフィンガーグローブ(OFG)についてはどうでしたか? ともに昨年末の乙津戦が初めてだったと思いますが。
星 八角形リングは、やりやすかったですね。OFGも、そこまで変わらないなという感じでした。自分のスタイルに合ってるというか。だから今回も問題ないと思います。
「星拓海が倒して勝った」と思われたい
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
星 「星拓海が倒して勝った」と思われたらうれしいかなって思ってます。
直近でも何回かKOはしてるんですけど、あんまりKOするイメージを持たれてはいないと思うんですよね。3Rしっかり闘って勝つタイプという印象だと思うので、KOできるんだというところを、ここでしっかり見せたいです。
──そのあたりはKNOCK OUTへの参戦で意識が変わってきたところがありますか?
星 そうですね。でも、もともとこのスタイルで倒すというのが完成形なので。それは目標としてやってたんですけど、KNOCK OUTに来て、倒さないとなという気持ちがさらに強くなりました。
──分かりました。ありがとうございました!
PROFILE
星 拓海
所属:IDEAL GYM
生年月日:2005年7月26日
出身地:東京都練馬区
身長:167cm
戦績:
キック戦績
15戦 12勝 (4KO) 2敗 1分
MAROOMS presents KNOCK OUT.69
開催日時:2026年10月23日(金)
開場: 17:00
開始: 17:30
開催場所:後楽園ホール
https://knockoutkb.com/events/marooms_presents_knock_out69

