「UNLIMITEDをMMAへの通過点にはしない。自分が看板選手になる!」長谷川柊哉、キック・ムエタイ・MMAを融合した独自スタイルで岡田悠希戦へ
「KNOCK OUT REBELS SERIES.14」で、岡田悠希と対戦する長谷川柊哉。
7月の常葉大会では丈太と対戦。1Rに苦しい展開を強いられながらも、2Rにヒジで逆転KO勝利を収めた。
「正直、1Rで心が折れかけた」
しかし、インターバル中に相手の疲労を感じ取り、勝機を見いだした。
最後に決めたヒジは、試合前にタイのスーパーボン・トレーニングキャンプで磨いてきた技術だった。
そんな長谷川は、マレーシアの大学に籍を置き、マレーシアと日本を行き来しながら練習を続ける異色のファイター。
キックボクシングをベースに、タイでムエタイの技術を習得し、日本ではMMAの練習にも取り組んでいる。
今回の対戦相手・岡田悠希とは、以前から交流があるという。
それでも、リングに上がれば勝負は別。
「今回は1Rで、自分の得意な打撃で倒したい」
そして、長谷川が見据えているのは、UNLIMITEDというルールで頂点に立つことだ。
「UNLIMITEDのチャンピオンを目指して、看板選手になりたい」
キック、ムエタイ、MMA。
3つの技術を融合させた長谷川柊哉が、UNLIMITEDの未来を切り開く。
1Rで心が折れかけた丈太戦「ヒジでの逆転KOは作戦通り」
──前回7月の常葉大会では丈太選手にKO勝ちという結果でした。あの試合を振り返ってもらえますか?
長谷川 正直1Rで心が折れかけたんですけど、あのフィニッシュは試合に向けたファイトキャンプでやってきた作戦通りだったんですよ。
前回は試合の1週間前にタイのスーパーボン・トレーニングキャンプに行かせてもらって、そこでかなりヒジの練習をやっていて。
自分はカーフキックが得意なんで、カーフキックを蹴って、そこから近い距離になったらヒジを入れるという作戦を立てていました。
だから自分としては試合前の作戦通りだったかなと思うし、自分の気持ちの強さや諦めない力を出せたのかなと思っています。
インターバルで見えた勝機「相手の疲れた顔を見て、これはいけると思った」
──心が折れかけていたなかで、どうやって気持ちを立て直すことができたのですか?
長谷川 前回は相手もMMAの選手だったんで、絶対に組みに来るだろうなと思って、ずっと下になって立つ練習をやっていたんですよ。
それを出せなかったので、ちょっと心が折れそうになっていました。
ただインターバル中に会場のモニターを見た時に、丈太選手がものすごく疲れた顔をしているところが映って。
自分もパウンドをもらってはいたんですけど、全くダメージがなかったので、レフェリーに「大丈夫か?」と聞かれて、すぐに「大丈夫です」と答えたところだったので、これはいけるなと思いました。
あと丈太選手は伝統派空手出身なので、距離を取りたいタイプじゃないですか。
だから自分は圧力をかけて距離を潰して、最後は練習してきたヒジを当てようと思っていました。
──勝ち筋が見えたからこそ諦めなかったわけですね。
長谷川 確かに1Rはやられましたが、2Rは自分の距離で立て直せば絶対にいけると思っていたので、そこを出すことができたと思います。
マレーシアの大学に通う異色のファイター
──先ほどはタイの練習の話もありましたが、長谷川選手はマレーシアの大学に通われているんですよね?
長谷川 はい。
特に前回の試合の時はマレーシアの授業とスケジュールがかぶっていたので、ずっとマレーシアで練習して、試合前に日本に戻ってきた形ですね。
日本では和術慧舟會HEARTSとAXGYMに所属させてもらっていて、ちょうどAXGYMの選手たちがタイに行きたいということだったので、彼らと合流してスーパーボンのジムで練習させてもらいました。
ちなみに自分は大学のテストに落ちてしまって(苦笑)、年末もしくは年始まで日本でトレーニングする感じです。
──普段は日本とマレーシアを行き来されているのですか?
長谷川 そうですね。
基本的にマレーシアで練習して、月1ぐらいで日本に帰ってきて……という形です。
──なかなか他の選手にはない環境だと思いますが、ご自身ではどう捉えていますか?
長谷川 逆輸入ファイターじゃないですけど、なかなかそういう選手はいないと思うので、そこは自分の強みにしていきたいという気持ちはあります。
岡田悠希とはDMで連絡を取り合う仲「オファーは複雑だった」
──今回対戦する岡田悠希選手にはどんな印象を持っていますか?
長谷川 実は岡田選手と何回か話したこともあって、同じ大会にも出てたことあるし、DMでも「試合頑張ってください」とか連絡し合う仲なんですよ。
だから最初にオファーが来たときは複雑な気持ちだったんですけど、岡田選手も試合を受けたということは、それは自分と戦うつもりがあるということだと思ったので、自分も腹を括りました。
「キック・ムエタイ・MMAの3つを見せられる選手はなかなかいない」
──今回の試合も含めて、これからどんな試合をやっていきたいですか?
長谷川 今回の試合は1Rで自分の得意な打撃で倒すこと、あとはキックボクシング・ムエタイ・MMAのスキルを出せればいいのかなと思います。
自分は純MMAファイターではなくて、もともとキックボクシングをやっていて、タイでムエタイの技術を取り入れながら、HEARTSでMMAの練習をやっています。
その3つを出せる選手はなかなかいないと思うので、キック・ムエタイ・MMAの技術を試合で出せれたらなと思いますし、年内もう1試合やりたいので、今回は絶対に勝たないといけないのかなと思っています。
「UNLIMITEDのチャンピオン、そして看板選手になりたい」
──今後も継続してUNLIMITEDルールで試合を続けていきたいですか?
長谷川 はい。
今UNLIMITEDに出ている選手は、MMAに向けての起点というか、そういう捉え方をしている選手が多いと思うんですけど、自分はUNLIMITEDで数試合やらせてもらって、このルールでずっとやっていきたいと思います。
自分はUNLIMITEDのチャンピオンを目指して、UNLIMITEDの看板選手になりたいと思います。
PROFILE
長谷川 柊哉
所属:和術慧舟會 HEARTS
生年月日:2005年2月15日
出身地:埼玉県八潮市
身長:172cm
UNLIMITED 戦績
1戦 1勝 (1KO)
KNOCK OUT REBELS SERIES.14
開催日時:2026年10月12日(月)
開場: 11:30
開始: 12:00
開催場所:KNOCK OUT 常葉アリーナ
https://knockoutkb.com/events/knock_out_rebels_series14

