「やっとキックボクサーとして見せられるようになりました。成長を見せます!」
8・8「REMY presents KNOCK OUT.67 ~KNOCK OUT SUMMER JAM in OSAKA~」の[KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R]で川内参星と対戦するKING弥百希。試合をするごとに自分の成長を実感しているという彼は、この初参戦で勝利した後、踏み出したい道があるのだという。そのビジョンとは?
──KING弥百希選手は今回が初参戦ですね。KNOCK OUTにはどういうイメージがありますか?
弥百希 KNOCK OUTは日本でもメッチャ有名で大きい団体と思っていて、出られてうれしいです。僕はKNOCK OUTのUNLIMITEDルールに、ちょっと興味があって。今はキックボクサーですけど、もともと小さい頃から柔道をやってたんですよ。それで大人になってから、キックボクシングに転向した形なんです。だから組み合いの打撃にはもともと興味があったし、自信もあって。だからUNLIMITEDルールがあるKNOCK OUTに出られてうれしいですし、いずれはUNLIMITEDの試合をやりたいです。
──柔道から、MMAに行こうとは思わなかったんですか?
弥百希 そう思って、ジムを選ぶ時にMMAジムの体験とかにも行かせてもらったんですよ。そこでは打撃の練習もあるんですけど、組みの練習も多くて、やっぱり打撃をやりたかったら、打撃だけの競技をやった方が、今後に生きてくるのかなと思って。正直、打撃は苦手なんですけど、そう思ったんです。それでロイヤルキングスのKING皇兵代表に連絡させてもらったら、「ウチはいろんなルールやったことあるから、ウチでキックボクシングやってみい」って言われて、まずは打撃だけでやってみようと思って、キックボクシングを始めたんです。
──そこから今は、キックボクシングで試合を重ねているわけですね。プロデビューはいつ頃だったんですか?
弥百希 デビューは3年前ぐらいです。2023年ですね。アマチュア経験なしで、地下格闘技には2回ぐらい出たことあるんですけど、代表が「柔道の経験もあるから、いきなりプロでやってみようか」って言ってくれて。でも試合経験が少なすぎて、毎試合グチャグチャというか、頭の中真っ白になって、ただ殴り合いしてるみたいな感じだったんですよ。でも試合ごとの経験値の上がり方は、アマチュアでずっとやってきた人よりもあるかなと思ってて、試合で成長できている感じはしてます。だから次の8戦目は、やっとキックボクサーとして闘えるぐらい経験値がついたかなと思います。プロって言えるぐらいのテクニックが、やっとついてきたかなぐらいのレベルになったというか。
──やっと自信が出てきたんですね。
弥百希 はい。最初は柔道で培った筋力だけを頼りに、もらいながら、とにかく前に出て闘うスタイルだったんですけど、今はちょっとはキックボクシングらしくなってきたかなと思います。
──では、いいタイミングでKNOCK OUT参戦が決まったと。
弥百希 本当にそうですね。この大会って、全国に配信されるじゃないですか。今ぐらいだったら、見てもらっても恥ずかしくないかなと思います。最初はお客さん呼ぶのも申し訳ないなっていう気持ちでやってたぐらいなので。今やったら、お金払って見てもらっても、自分の中でも自信持っていけるかなと、ちょっと思えます。
──今回は川内参星選手との対戦です。相手の印象は?
弥百希 攻撃力があって、構えはオーソドックスですけど、打ち合いもけっこうするし、打ち合いになったら手の回転も速いので、そこは気をつけたいなと思ってます。でも、自分もパンチの打ち合いはけっこう自信があるので、相性はいいかなという感じですね。打ち合いになってもならなくても、パンチャーの選手に対しては、自信があります。
──では、どういう試合にしてどう勝ちたいと思っていますか?
弥百希 やっぱり倒すのが一番理想だし、打ち合って倒しに行くところが、僕の試合を見てて面白いとこだとは思うんですけど、今回はちょっとキックボクシング的な駆け引きというか、攻防をしたいなと思ってるんです。そういう闘いができるようになることが課題で、ジムの人たちともそういう話をしてるので、実力が上がったところを、しっかり見せて勝ちたいと思ってます。
──最終的にはどう勝ちたいですか?
弥百希 やっぱり、最後はKO勝ちしたいですね。でも、3分3R通して闘って、その結果、KO勝ちにつながったらいいかなと思ってます。
──1Rからガーッといくのではなくて?
弥百希 1Rとかでも、いけると思ったら思いっきりいきたいと思ってます。でも、最初は顔ばっかり狙うんじゃなくて、足から効かせて、お腹とかに散らしていけたら理想かなと思います。
──これまでに参戦した選手たちを見ていても、ロイヤルキングスの選手って、みんな打たれ強くて気合いが入ってるイメージなんですが……。
弥百希 まさにそうですね。気持ちだけでいったら、そうなっちゃうんで。だから、3分3R闘って、KO勝ちできたらラッキーっていうぐらいの気持ちでいったら、たぶんちょうど倒せるぐらいだと思うんですよ。それで、ちょうどいけるんじゃないかと思ってます。
──ここで勝ってKNOCK OUTに継続参戦して、その先にはUNLIMITEDがあると。
弥百希 それこそKNOCK OUTはキックボクシングのレベルもメッチャ高くて、キックボクサーとしてもメッチャ憧れの舞台なんですけど、僕はどっちかというと、この1試合目でまず自分の実力を見せられたら、すぐにでもUNLIMITEDの方をメインでやりたいなと思ってます。それぐらい、UNLIMITEDには自信あります。それこそ70kgも盛り上がって、ベルトとかもできたら、もっと価値あるものになっていくと思うし。そっちで看板選手になれるぐらいのところには行きたいなと思ってます。
──今回は地元・神戸に近い大阪での試合です。これまでの7戦は、全部大阪ですか?
弥百希 1回だけ九州のKPKBという団体で試合していて、それ以外は全部DEEP☆KICKですね。今回の会場も、僕が今まで出てきた中では大きいですけど、でもステージが上がれば上がるほど楽しいと思うんで、東京の方でも、あと福島でもやってますよね。そういう大会にも呼んでもらえたらうれしいです。
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
弥百希 たぶん、僕を知ってる人からしたら、後半になってきたらもらっても当てに行く、みたいなイメージやと思うんですけど、今回はキックボクシング的な面白さというか、技術力のアップを見せられると思ってるんで、そこも成長したなと思って、楽しんでもらえたらいいかなと思います。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
KING弥百希
所属:ロイヤルキングス
生年月日:2000年7月15日生
出身地:兵庫県神戸市
身長:175cm
戦績:7戦4勝(2KO)3敗

